家から病院までは電車に乗って1時間以上もかかる。
通うとなるとけっこう遠い。
そんな病院へ私が通う理由とは?
約ひと月前、
職場で強烈な生理の激痛で倒れて、
この病院へ救急搬送された。
職場に一番近い大病院。
つまり自分が運ばれることが無かったら、
通うこともなかっただろう。
そしてもう一つ、
私とこの病院がしっくりこない要因は、
自宅から病院までの距離も遠いけれど、
もっと遠いのは、
知る人も知るセレブ病院だということです。
苦笑
わたしのような一般ピーポーが、
お世話になる病院では無い無い無い。
一応日本の医療システムや健康保険にのっとり、
治療費や検査にかかる費用は、通常の価格とほぼ同等だった。
どう言うところでお金を摂取されるかといえば、
ズバリ入院費だ!
病室は全て個室。
すごく綺麗で高級ホテル並み!
一番安い部屋でも一泊3万はかかる。
旅行でも一泊3万もするホテルや旅館ってそうそう泊まらないのにね私…ははは…汗
手術プラス入院費でかかる費用は、
一般に比べて2倍から3倍。
私のしぶーいしぶーい顔を察した先生と看護婦は、
ご自宅の近所の病院へ紹介状を書いてくれると言ってきた。
よくあることなのだろう…、
一般ピーポーが救急車に乗って運ばれるも、
高額な入院費で他の病院へ移ることが!
私も家の近くの病院を紹介してもらおうと思っていた。
ここでお金持ちそうな患者さんの人間観察もしたかったけれど❗️無理無理。
その話を笑い話みたいに母に話をしたら、
母は、
愚かで歳をとって貧乏な娘にため息を吐き、こう言った。
良い病院なのだから、今の病院の先生にお願いして手術を受けるべきよ❗️
母はボケてしまったのかと思った。
母は、なけなしの貯金から、
私へ手術と入院にかかるお金が入った封筒を渡してくれた。
独身50の娘のために、(oh my gosh!)
「必ずお金は返すんだよ❗️」
母もそうそうお金が返るまでボケないつもりらしい。
「はい、生きて帰って、馬車馬のように働いて返すよ!」
私はお礼を言って、今の先生に手術をお願いすると決めた。
本当に自分に情けなく、
でもこの手術は頑張ろうと思った。
頑張って、手術台に寝転び、
まな板の上の鯉のように。
手術は嫌だけれど、
セレブ病院の入院が楽しみデス。
るん♪(強引にポジティブ)