救急で搬送されてわたしを担当した先生に、
12年前オーストラリアで子宮筋腫の手術をしたことを告げました。
「その時は開腹手術だった?」
実はこの12年間、開腹手術だったのか?
それとも腹腔鏡手術だったのか?
疑問に思っていました。
実は向こうで手術を受ける前に、当時のドクターから、
「腹腔鏡手術で行う」と宣言されていました。
しかし、手術から帰ってきた私が見たお腹は、
傷口が15センチほどの一直線の傷口。
腹腔鏡手術はお腹に2つ3つの穴を開けて手術するんじゃなかったっけ?
その後、当時のドクターの術後の説明では、
私の筋腫はしつこくて、取っても取っても筋腫が出てきたと説明を受けたけれど、
開腹手術に切り替えたとは一言も告げられなかったのでした。
外国のドクターの説明というのは、
日本と比べて結構いい加減な説明を受けることが多い。
全ての先生がそうだとは言えないけれど、適当な感じを受ける。
この時、先生は疲労感いっぱいで、手術はとりあえず無事に終わったんだから、説明なんてしなくてもいいじゃん!みたいな嫌な雰囲気。
術後の説明は早口でこちらの質問が全く出来ず、
でもいくつか質問したいと感じた私は、
「どのぐらいの頻度で子宮頸癌の検査を受けたらいいのか?」
と尋ねたら、
「私、手術で忙しいのよ。もう出かけなきゃいけないのに!」
と言われてしまったのにはびっくり。
だって、説明を受けてから5分も経っていないのにですよ…。
まあ、そういう長年の疑問が新しい先生の口から出た一言で解決したのでした。
救急のこの先生は、
「コレは開腹手術だね」
そうか、やっぱり手術中に方針を変えられたんだなと、
初めて確信したのでした。
手術中に腹腔鏡手術から場合によって、
開腹手術に変更されることはよくある話ではあるようですが。