
ちょうどコロナ自粛中の出来事。
会社は、ほぼテレワークでしたが、
その日は週に一度は仕事場へ足を運ばなくてはいけませんでした。
朝の朝礼の時、
生理痛が襲ってきました。
去年の夏から、私は尋常じゃない生理の痛みに耐えられなくなっていました。
なるべく生理が来る日は仕事の休みを入れるようにしていましたが、
その月は見事に外れてしまったのでした。
しかし朝の段階では、まだ痛みに耐えられそうに感じました。
ポーチの中の痛み止めを飲んでみると痛みが収まりそう。
大丈夫…何度も自分に言い聞かせました。
が、しかし、
午後になって痛みは猛烈にわたしの腹部をぶっ刺さるように襲ってきた。
あまりの激痛で痛み止めを2錠いっぺんに飲んでも痛みはコレっぽっちも治らない。
痛すぎて呼吸も乱れる。
わたしは生理の出血はあんまり出てこないのだけれど、
突き上げるような腹部の痛みで額からは脂汗が湧き出る。
脂汗が出るけれど、なぜか寒気もする。ガクガク震えも出てくる。
死ぬかもしれない!心の中で何度もそう思うのは、
わたしは弱い精神の持ち主で大袈裟なのだろうか?
まあ、
そんなわけで、
職場のスタッフから救急車を呼んでもらいました。
本当に迷惑なスタッフのわたしですが、
本当に本当に死にそうな痛みなのです。
救急隊に生理痛だということを告げると、
婦人科の医師に診察をお願いしたいかと聞いてきましたので、
ぜひお願いしますと、やっとの思い出伝えました。
職場近くには大きな総合病院があり、
わたしはそこへ運び込まれました。
運ばれながら、わたしは心の中で思っていました。
いつかこういう救急車に運ばれる日がやってくるんじゃないかという予感は、
当たってしまったなと!
(続く)